家庭菜園でのジャガイモの栽培方法、作り方を紹介します。
できるだけ簡単に手間なくおいしいジャガイモを作る方法です。
画像付きで解説します。
プランターでもできますよ。
【ジャガイモの栽培方法】準備
家庭菜園での野菜作りの中でも「ジャガイモ」は比較的簡単です。
ジャガイモは酸性に強いので苦土石灰は使いません。
ナス科の野菜で連作にならないように注意してください。
凸凹に畑を耕します。
凸凹の間隔(「うね」といいます)は広くとってください。
成長した時、風通しが悪くて病害虫が発生しやすくなったり、今後の成長段階の作業にも影響しますので・・・
凹のところに種イモを芽が出ている方を上にして30センチ間隔ぐらいで置きます。
種イモの選び方はコチラ。
種イモが大きい場合は半分に切って切り口を下にして置いてください。
種イモと種イモの間には元肥をまいておいて、種イモに土(10センチくらい)をかけて完成です!
芽が顔を出すのに10日ぐらいかかるので気長に。
【ジャガイモの栽培方法】プランターの場合
ジャガイモをプランターで栽培する場合は、深いプランターを選びましょう。
土はホームセンターで売っている野菜栽培用の土でOKです。
特におすすめなのが、厚手の紙でできた米袋やごみ袋。
かなり丈夫なので、これに土を入れることで深いプランターになります。
この袋1つにつき、1~2個の種芋を植えましょう。
この後の作業はプランターでもまったく同じです。
【ジャガイモの栽培方法】ジャガイモの芽かき
ジャガイモの種イモを植えてから芽が出できました。
もじゃもじゃとたくさん生えてきます。
この時期にする事は「芽かき」といって、生えてきた芽のうち丈夫そうな芽だけ残して摘んでしまう作業です。
草丈が10センチくらいになったらやりましょう。
残す苗をしっかり手で押さえて、かきとる芽を引き抜きます。
少数精鋭ですね。
芽は2本ぐらいで良いと思います。
左の写真が芽かき前、右が芽かき後です。
【ジャガイモの栽培方法】ジャガイモの土寄せ
ジャガイモの草丈が20センチぐらいのときと、35センチぐらいのときに肥料を与えて「土寄せ」します。
下の写真のように
コレをやるだけで、収穫量がグンと違いってきますよ。
私は最低でも2回、通常3回はやりますね。
害虫が発生しやすくなるのもこの時期です。
見つけたらすぐに駆除です。
【ジャガイモの栽培方法】ジャガイモの花
ジャガイモの花が咲きました。
あまり見たことがない人が多いのではないでしょうか?
薄いピンクに黄色のコントラストが可愛いですね。
イモもだいぶ大きくなっているはずです。
土の中なので見えませんが(笑い)
この時期の注意は引き続き、害虫駆除と乾燥させないこと。
水やりをしっかりして、害虫を見つけたら即刻やっつけます!
収穫時期になると、葉っぱがしぜんに枯れてきます。
これが収穫の合図になります。
もうじきですね。
【ジャガイモの栽培方法】ジャガイモの収穫
ジャガイモの収穫の合図は、葉や茎が枯れてきたらです。
とてもわかりやすいです。
晴れの日が続いた乾燥した日に、収穫しましょう。
土が湿っていると掘り起こすのが、大変だからです。
それから、先のとがったシャベルなどでは、イモを傷つけるので注意が必要です。
掘り起こしたら、しばらくそのまま乾燥させておきます。
ゴロゴロたくさん採れますが、ジャガイモは保存がきくので大丈夫です。
食べ方もいろいろイケますね。