家庭菜園で使う有機肥料とは?おすすめの種類は?

家庭菜園 土作り・肥料

野菜の栽培でよく出てくる「有機肥料」とはなんでしょう?

今回はこの有機肥料の種類やおすすめを紹介します。

 

家庭菜園で使う有機肥料とは?

家庭菜園で使う有機肥料とは?

有機肥料とは、
科学的に合成されたモノではなく、自然のモノを材料につくられた肥料のことです。

効き目はゆっくりですが、環境にもやさしい肥料です。

主なものでは下記の種類があります。
それぞれに適した野菜がありますので、使い分けると良いです。

 

有機肥料 堆肥

チッ素・リン酸・カリの3要素をバランスよく含んでいます。

土を柔らかくして、空気の通りもよくする有機栽培の基本です。

※ 厳密に言うと堆肥は肥料ではありません。

堆肥と肥料の違い
結構勘違いをされている方が多いのですが、堆肥と肥料は同じではありません。 堆肥と肥料では、役目が違います。 堆肥は、土作りの材料。 肥料は、野菜の成長...

 

有機肥料 鶏フン

リン酸とチッ素を多く含むので、実を食べる野菜に効果的です。

効き目が早いのですが、与えすぎに注意です。

 

有機肥料 牛フン

鶏フンより栄養分が少なく、効き目も遅いのですが、野菜の根を痛めることが少なく実を食べる野菜に効果があります。

 

有機肥料 米ぬか

リン酸を多く含み、実を食べる野菜にぴったりです。

効き目もとても強く、よく腐らせてから使うのがコツです。

 

有機肥料 骨粉

動物の骨が原料です。リン酸を多く含みます。

効果がでるまで1年以上かかるのですが、その後10年ぐらい効果が続く肥料です。

 

有機肥料 油かす

大豆やゴマから油を絞ったカスです。

チッ素を多く含むので、葉物野菜に効果があります。

即効性で追肥にも向いています。

 

有機肥料 草木灰

枝や落ち葉を燃やしてできた灰です。

カリやリン酸を多く含むので、根を食べる野菜に効果があります。

また、この灰は散布すると病害虫の予防にもなります。

 
経験的に基本は、堆肥と鶏フンぐらいで十分ですね。