家庭菜園でもおこる連作障害!悪い組み合わせと防止対策方法はこれ!

家庭菜園 野菜作りの基礎知識

家庭菜園で野菜を作っていて何年か経つと、特に理由もなくうまく育たなくなる事があります。

もしかしたら「連作障害」かもしれません。

この連作障害を防ぐための対策方法をお話しします。

 

連作障害の防止対策方法

連作障害の防止対策方法

同じ畑に同じ種類の野菜を作り続けることを「連作」といいますが、連作をしていると土の中に害虫や病気が出て、よい野菜ができなくなります。

これを防ぐには、

栽培する野菜の種類(科)を変えるか、違う畑の場所で栽培することです。

プランター栽培ならプランターの土を変えてください。

 
また、少々値がはりますが「接木苗」から育てると連作障害がでません。

プランター栽培の方は、特におすすめします。

 

連作障害と野菜の種類

基本的に同じ科に属する野菜は、続けて栽培しないようにします。

アブラナ科  コマツナ・キャベツ・ブロッコリー・ハクサイ・大根・カブ
ナス科  トマト・ナス・ピーマン・じゃがいも
ウリ科  キュウリ・スイカ・かぼちゃ
マメ科  エダマメ・インゲン・エンドウ
ユリ科 ネギ・タマネギ
セリ科  にんじん
キク科 レタス
イネ科  トウモロコシ
バラ科  イチゴ
アカザ科 ほうれんそう
ヒルガオ科  サツマイモ

例えば、
トマトの後には、同じナス科のじゃがいもは植えない方がいいわけです。

 

連作障害がおきやすい野菜、起きにくい野菜

野菜によっても連作障害が出やすいもの、出にくいものがあります。

■ 連作障害がでにくい野菜
コマツナ・大根・かぼちゃ・にんじん・サツマイモなど

 
■ 1年は休ませたほうがいい野菜
そら豆・キャベツ・レタス・春菊・カブなど

 
■ 2年は休ませたほうがいい野菜
はくさい・いちご・じゃがいも・ネギなど

 
■ 3年は休ませたほうがいい野菜
トマト・きゅうり・ピーマン・さといも・ゴボウなど

 
■ 5年は休ませたほうがいい野菜
えんどう・ナス・スイカなど

最近、どうもうまく育たない。と思ったら、まず連作障害を疑ってみましょう。

 
連作障害対策に、畑を管理しやすくする「畑の地図」を作るのもおすすめですよ。

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